バーコードの種類 | ・QRコードなどの2次元コードは別として、バーコードには2種類あります。 JANコードのように、国内のスーパーなどで共通で読み取れるものと、 企業内で使用する、目的に添って自由に作成できるものです。 ・JANコードは国番号や企業番号を盛り込んだ数字のコードで、内容は厳密に定められており、 メーカーコードを最寄の商工会議所に申請して取得する必要があります。 ・JAN(Japan Article Number)コードは世界でも共通使用できるよう、内容は EAN(European Article Number)と同一で、本ラベラー機での選択ではEANを選択して下さい。 UPC(Universal Product Code)はEANとほぼ同規格ですが、桁数が異なります。 ・JANコードには、JAN13とJAN8(短縮用)の2種類があるように、EANにもEAN13と EAN8があります。世界共通はEAN13です。 ・最近注目を浴びているQRコードは、大容量の情報(数字なら7089字)を表現するために (株)デンソー・ウエブが開発した2次元バーコードで、特許の権利を放棄し、誰でも利用できる よう配慮されています。本ラベラー機で印字する場合は、画像として作成しておいて下さい。 |
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EAN13(JAN13) | ・流通用に規格化され、数字0〜9が表現できます。 ・チェックデジットは必須で、Modulo 10ウェイト3(後述)が使用されます。 ・前後のスタートビットとストップビットはありません。 ・JANでは国番号として、49と45が使われます。 ・日本では1978年に導入され、JIS-X-0501として規格化されています。 |
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EAN8(JAN8) |
・EAN13(JAN13)の短縮版で、8桁の数字(0−9)が表現できます。 ・この短縮版は海外では通用しないものと考えてください。 ・商品コード桁はJAN13の5桁に対して1桁だけです。 ・チェックデジットは同じく必須で、Modulo 10ウェイト3(後述)が使用されます。 |
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UPCA |
・UPCは「Universal Product Code」の略で、USAで使われています。 ・UPC-AバージョンはJAN(EAN)の標準バージョンと同コード体系を持つ 12桁のバーコードです。 |
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UPCE | ・UPC-Eバージョンは、JAN(EAN)の短縮バージョン同コード体系を持つ 6桁のバーコードです。 |
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Interleaved 2 of 5(ITF) |
・ITFは、インターリーブド2of5(Interleaved Two of Five)の略で、航空チケットや 段ボールに印刷されている標準物流コードとして利用されているコードです。 ・5本のバーの内、2本が太いので、2of5と呼ばれます。 ・ITFはスペースにも情報を持たせていて、情報密度が高いので、小さなスペースに 印刷する場合や、桁数の多い情報を表現できます。 ・スタート/ストップキャラクタはないが、スタートとストップを表すバーパターンがあります。 ・数字0〜9が表現できます。 ・チェックデジットは一般的にもたせませんが、付ける場合は、Modulo 10ウェイト3 が一般に使用されます。 |
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CODE39 |
・CODE39は信頼性の高いバーコードで、主に産業分野の作業指示票や 現品ラベルなどに使用されます。 ・英数字と7種類の特殊記号をあらわすことが可能です。 ・スタートストップキャラクタは「*(アスタリスク)」固定。 ・チェックデジットつけることも可能です。 |
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CODE93 |
・CODE93は、ASCII文字128の全てを表現できます。 ・スタート コードは"111141"、ストップ コードは"1111411"です。 ・自己チェック機能は有りません。 ・チェックデジットは、 モジュラス47による 2シンボル キャラクタを使用します。 |
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CODE128 " |
・Code128は1981年にパソコンの入力対応 という要望のため開発したバーコードです。 ・また、UCCやEANの補足コードとして、UCC/EAN128が1989年に採用されました。 ・キャラクタセットは拡張ASCII(ASCII値128〜255) までもサポートされています。 ・スタート コードは、A、B、Cの3つですが、それにより、キャラクタ セットが異なります。 ・自己チェック機能が有ります。 ・チェックデジットは、 モジュラス103を使用します。 |
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UCC/EAN-128 |
・UCC/EAN-128は商品の製造年月日や製造ロット番号、出荷コンテナ番号などの 商品関連情報や物流関連情報を追加するために使用されます。 |
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チェックデジット | ・データが正しく読み取られているかのチェック桁で、モジュラス10ウェイト3の場合の 計算方法は以下の通りです。 (1)データ キャラクタの中で最も右にあるキャラクタを奇数として、すべてのデータ キャラクタを奇数位置、偶数位置に分類する。 (2)奇数位置にあるキャラクタを合計し、その結果に3を掛ける。 (3)偶数位置にあるキャラクタを合計する。 (4)2.の結果と3.の結果を合計する。 (5)10から4.の結果の一の位を引いた数字がチェックデジットです。 ・4.の結果の一の位が0のとき、チェックデジットは0です。 |
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