開発実績

自動制御、データ通信、ネットワーク開発 関連
1)画像圧縮/伸張ボードのハード&ソフト開発(モーションJPEGチップによる)

LSIメーカとの共同開発。ビデオコーデックプロセッサによる動画取り込み/再生機能のハードウエアを、IBM-AT互換機拡張スロット用基板として製作。モーションJPEGによる動画をPCのメインメモリまたは、基板上の専用ハードディスクに記録し、再生する事を実現。
(現在、DOS/V上でのみ稼働。EISA拡張スロット用基板を製作し、マクロアセンブラおよびC言語で開発。)
2)ネットワークによる出版業務・顧客管理/発送/銀行振替管理データベースシステム

出版業務の支援ソフト。LANおよびWANにより遠隔地と複数端末により顧客名簿入力/ 検索/出荷/振替請求/振替回収業務を行えるべく、PC上で実現。 (Netware-3.1J SQLエンジン、C言語にて構築。 WANはISDN専用回線による。)
3)NASDA 微小重力実験支援装置の開発/ TRIA-4号機 ~ 7号機

宇宙開発事業団による、微小重力実験用ロケットに登載する計測制御部分のソフトウエアおよび地上局のデータ収集プログラム、機能検査用プログラムの開発。
(ロケット本体は86マクロアセンブラによる、地上局はMS-DOS上でのC言語での開発。)

4)電波傍受/監視、およびデジタル無線の符合複合化システム

不法電波の監視とデジタル符号複合化と暗号解析の支援ソフト。
・受信機
・スペクトルアナライザ
・モジュレーションドメインアナライザ
・ダイナミックシグナルアナライザ
・DSPソナグラフ
これらの計測機をPCで制御し、データを収集、周波数分布/経時分析し図形化表現、数値化表現をおこなう。
(MS-DOS上でのC言語によるもの、 Windows上によるもの、LiNUX上によるもの の3種について3機種を制作)
5)列車ナビゲーションシステム

列車に実装した、車上装置による運転支援制御/状態の通知とICカ-ドへの記録。
ICカードで与えられた逐次ダイヤ情報との照合と最適な制御、通知処理を行う。
乗務区での地上装置では、路線情報/ダイヤ情報を抽出変換しICカードに書き込車上装置に情報を渡す役目を担う。また、車上装置から得られた情報をICカ-ドから読み込み、運行経過/車両トラブルの分析に用いる。
(車上装置は、68000系で構成するハードウエアに、アセンブラで開発したプログラムを登載。地上装置はPC、MS-DOS上でのC言語、BASIC言語、アセンブラ言語、DB言語で構成。)
6)物流管理端末の開発

ハンディターミナル(Windows-CE)による入庫、棚卸等の端末機能を搭載し、
Windows2000サーバ上に構築したサーバプログラムと無線LANでネットワークを
構築し、物流管理を行う。
7)画像処理アプリケーション(開発および製品の販売)

医療画像処理装置の画像ファイルをWindowsパソコン上で処理するソフトウエア。Jpeg圧縮/解凍アルゴリズムの開発を含む。2002年6月現在の出荷本数=1、250本
8)自動券売機・入退場システム

自動券売機とサーバ、およびPOS端末間をLANおよびシリアル回線で接続し入場券の販売管理、入退場人数の管理をリアルタイムで行い、売上管理、帳票管理までを自動化。入退場の管理には入退場ゲート機を採用。
さらにバーコードプリンタとタッチパネルコンピュータの組み合わせにより、窓口発券機を設置、LANにより自動化システムと統合。
9)図書貸出システム・およびインターネットサーバーシステム

大学の図書データのデータベース・パソコンと、貸出返却装置をシリアル回線で接続し、IDカードごとの貸出/返却管理を行う。
さらにインターネットにより図書データを検索出来るサーバーシステムを構築。
(Win-NT iSSサーバーによる)
10)自動券売機・通信ユニット及びアプリケーションの開発

自動券売機内の、アークネット/構内モデム通信/公衆回線による通信ユニットの開発。
および売上情報などの管理アプリケーションの開発。
SHシリーズCPU、アセンブラ&Cコンパイラによる。
計測/数値解析関連 代表例
(1)振動解析システム

・エンジンの回転数に伴う車体振動データの収集/RPMトラッキング
・1次、2次、3次までの ギア比に対応した振動データの収集/オクターブ分析
・トラッキング分析、オクターブ分析結果、ウオータフォールのグラフ表示、プロッタ描画
・車種別/製造期別の上記成績データの統計処理、統計グラフの出力
*システム環境: ワークステーション、HP ダイナミックシグナルアナライザ
(2)メカニカル・インピーダンス測定システム

・素材ごとの、振動周波数についての伝達率を計測する。
(-3dB法 ,サークルフィット法 )
また、温度、湿度との依存性を計測する。
・収集したデータのグラフ表示、プロッタ出力。
(周波数対インピーダンス、XY座標、極座標、ナイキスト線図 )
・2次、3次曲線へのフィッティング分析を行い、破断点を予測する。*システム環境: パーソナルコンピュータ、
応力・頻度測定機、恒温漕、恒湿漕
(3)爆発現象測定装置

・爆発中心から周辺に設置された加速度センサーの信号を、多チャンネルの 高速トランジェント・レコーダにより収集し、波形分析をおこなう。
・FFT計算とパワースペクトル、位相スペクトルのグラフ表示。
・2点の波形データに基づく(爆心と延点間での)分析評価。
(ボード線図、ニコルス線図、コヒーレンス、自己相関関数、相互相関関数の
算出とグラフ表示)
・リアルタイム波形の表示と高速スクロール参照。
カーソルによるパソコン画面上でのズーム、1次、2次微積分表示。*システム環境: パーソナルコンピュータ、
レクロイ社製・高速トランジェントレコーダ

(4)アンテナ指向性・不用輻射測定

  ・電磁波発信原周辺での電界強度を計測する事により、アンテナの指向性を測定する。
(実際には、アンテナを回転かつ傾斜させ、3次元の球体のデータとして収集する。)
また、周波数分布を調べる事により不用輻射を測定する。
・収集した電界強度分布データを2次元的に評価し、等高線グラフ表示及びプロッタへの描画をおこなう。
また、電界強度分布データを3次元的に評価し、ワイヤーフレーム表示プロッタへの描画をおこなう。 *システム環境: パーソナルコンピュータ、周波数・電界強度分析機、スペクトルアナライザ
(5)温度分布・熱流束測定システム

・核融合実験における高温プラズマ発生の為の、超高速加熱時の温度測定 をおこなう。
プラズマ化される金属の各点に接続された熱電対と、レーザービームの電流計、電圧計、気化時の圧力計などすべてのセンサーを100チャンネルの高速トランジェント・レコーダに接続しリアルタイムで収集する。
・収集データのグラフ表示(時刻変化についての温度分布、熱流束、およびレーザービーム照射条件との依存性を評価する。*システム環境: ワークステーション(UNIX)、レクロイ社製・高速トランジェントレコーダなど
(6)港湾調査システム

・調査船に測位計、測深計、パーソナルコンピュータ、プロッタなどを登載し地上からのトランスポンダの信号波を受信し、緯度・経度および深度データを収集する。
・収集データをリアルタイムでプロッタに描画し、現在の調査船の位置と深度をモニタ・記録する。この調査船の軌跡に沿った海底図を生成する。
*システム環境: パーソナルコンピュータ、プロッタ、測位計、測深計

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